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外構工事・エクステリアの話

もぐらについて

ある日、庭の芝を見ると、ところどころに土がもっこりと盛り上がっているのを見かけました。仕事がらよく聞く話ですが、モグラが庭の芝を荒らして困る、いい方法はないか?と聞かれます。しかし、今まではそういう体験がないと、やはり悩むこともないので、どこか他人事のように思っていましたが、いざ自分の家の庭にあるとびっくりします。日に日にボコボコがひどくなり、起伏がどんどん出来てきます。そこで、ちょっとモグラについて調べてみました。
もぐらについて

■もぐらは肥えた土壌に発生します。
モグラは土中のミミズや昆虫の幼虫を食べて生活しています。満腹状態でも昼夜問わず餌を探しうろうろと土中を荒らします。裏を返せば、被害は深刻で、憎い相手ではありますが、モグラがいるということは、土地が肥えていて野菜、花、芝などの作付には適している土壌である事なのです。

■もぐらの習性
モグラの巣は雨水の侵入が防げる場所(障害物の下、木の根、小高い丘)に作ります。この巣から餌場に向かうトンネル(本道)や餌場でのトンネル(支道)そして、逃げ込む場所の避難所を作ります。本道は餌場を囲むように作られ、毎回この本道を通って餌場に行きます。餌場では様々な形で支道が作られ土中のミミズや昆虫の幼虫を食べます。餌がなくなると次々に新しい支道を作りますので、餌場では新旧の支道が存在します。

■もぐらトンネルの支道と本道を見分けましょう。
支道の中でも、頻繁に使われるトンネルと、まったく使われていないトンネルも存在しますので、支道に捕獲器を仕掛けて捕獲することは、難しいと思います。捕獲の一番の近道は、常に行き来しているトンネルであります本道に仕掛けることです。
モグラにとって本道は大切な通路ですので、土が盛り上がっているトンネルを踏みつけて壊してもまたすぐに修復します。

■もぐらは振動や薬剤では駆除できない?
モグラは1日数回餌場に出向き餌を食べては、休み場や巣穴で寝る繰り返しです。
モグラを追い払おうと振動をあたえたり、薬剤で駆除しようとしても、モグラにとって餌場を変える事は生死にかかわる事であり、近くに今まで以上の条件の住家を発見しなければ移り住む事はありません。
よくペットボトルに羽を付け、風により回転を棒に伝え、地面を震動させることでモグラの侵入を妨げることができると言いますがどうなんでしょうね。

■一つの餌場にもぐらは何匹?
縄張りの範囲は餌場の量と大きく関係しています。通常ひとつの餌場に対して一匹ですが、餌の豊富な所では2~3匹住んでいるところもあります。
モグラは冬眠しませんので捕獲は年間通して出来ます。

■捕獲にはどんな方法があるのでしょうか?
・モグラが動き回っている深さは地上から15cm程度だと言います。その下にはいかないので、その間に捕獲機を仕掛ける方法です。モグラは道を潰してしまうと修復する習性がありますから、予めそこに仕掛けておけばいいわけです。しかし、ちょっと見るとネズミのようで、捕獲はいいのですが、後の処理を考えるとちょっと考えちゃいますね。
・モグラが入ってきてほしくない場所の周囲を40cmほど掘り、シートやネットを張って、モグラが侵入できなくする方法もあるそうです。効果はありますが、掘るのはかなり大変です。そんなときはお声をかけてくださいね。
・ソーラー式超音波撃退機でモグラを退治する方法は効くという人と効かないという人賛否両論あり、実際はどうなのでしょうか。
・水攻めをした方がいます。モグラが溺れてしまうと考えてやってみたのでしょう。しかし、また別の穴をつくり、効果がなかったそうです。
・昔の人の知恵でしょうが、正露丸を3粒ほど穴に入れる方法があるそうです。モグラがその匂いを嫌がり、逃げていくそうです。これはやったことはないのですが、経済的にも肉体的にも非常に優れた方法ですよね。誰か試してみてはくれませんか?効果があったらぜひ
ここまで メッセージを送ってくださいね。

あ、そうそう!車の排気ガスを穴にいれてみたらどうでしょうか?
誰か勇気のある方、試してみてはもらえませんか?
植物に影響が無ければ良いのですが・・・

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