その名の通り砕いた石と書いて砕石といいます。
山の岩盤を崩して採れる石が一般的で、代表的な大きさとしては0~40mm程度の大きさの角ばった形をした石があげられます。
砂が混じっているため、ランマーやプレート・振動ローラーなどの機械で固めるとよく締まるため、住宅の基礎やブロック塀の基礎、土間コンクリートやアスファルトの下地などに適しています。
また、住宅の裏まわりや庭の一部にも使われたり、その用途は非常に広い素材です。当店では、主に駐車場や基礎の下地に使います。
採れる地域によってその色や表情はさまざまなので、庭などに使う場合は色や柄を選んで使いたくなりますが、採掘場所の距離が遠くなれば当然費用も掛かるため、近い場所の砕石がコスト面で有利になります。
最近までは大きさの違いにより5号・6号・7号などの砕石もありましたが、採算性の問題や公共事業の減少などの影響もあり、現在はやめてしまったり、場所によっては種類を絞って生産している所もありますので、敷く前にどんな砂利か
確認した方が良いと思います。
※左からランマー、プレート、振動ローラーの順(個人住宅の場合です)
※左から5号・6号・7号砕石の順(棚倉方面の砕石で、色はグレーです)
※敷ける面積の目安としては2トン車1台分の砕石を
10cm厚みで敷いた場合、15㎡(乗用車1台分程度の面積)、
5cm厚みで敷いた場合、30㎡(乗用車2台分程度の面積)敷くことができます。
※左から馬頭40-0砕石(色は黒い)、関谷40-0砕石、関谷30-0砕石(写真では砂が入っていませんが、実際の石は砂が混じっています。この砂のおかげで地面が固まります)