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ワンポイントアドバイス

砕石とは?

その名の通り砕いた石と書いて砕石といいます。

山の岩盤を崩して採れる石が一般的で、代表的な大きさとしては0~40mm程度の大きさの角ばった形をした石があげられます。

砂が混じっているため、ランマーやプレート・振動ローラーなどの機械で固めるとよく締まるため、住宅の基礎やブロック塀の基礎、土間コンクリートやアスファルトの下地などに適しています。

また、住宅の裏まわりや庭の一部にも使われたり、その用途は非常に広い素材です。当店では、主に駐車場や基礎の下地に使います。

採れる地域によってその色や表情はさまざまなので、庭などに使う場合は色や柄を選んで使いたくなりますが、採掘場所の距離が遠くなれば当然費用も掛かるため、近い場所の砕石がコスト面で有利になります。

最近までは大きさの違いにより5号・6号・7号などの砕石もありましたが、採算性の問題や公共事業の減少などの影響もあり、現在はやめてしまったり、場所によっては種類を絞って生産している所もありますので、敷く前にどんな砂利か

確認した方が良いと思います。



砕石とは? 砕石とは? 砕石とは?
※左からランマー、プレート、振動ローラーの順(個人住宅の場合です)

砕石とは? 2016217152430¥28,000(消費税込) 2トン車1台分駐車場の敷き均し.JPG ¥33,000(消費税込) 2トン車1台分家の裏や、庭への敷き均し
※左から5号・6号・7号砕石の順(棚倉方面の砕石で、色はグレーです)


※敷ける面積の目安としては2トン車1台分の砕石を
 10cm厚みで敷いた場合、15㎡(乗用車1台分程度の面積)、
  5cm厚みで敷いた場合、30㎡(乗用車2台分程度の面積)敷くことができます。


¥15,000(消費税込) 2トン車1台分搬入のみ ¥20,000(消費税込) 2トン車1台分駐車場敷き均し ¥25,000(消費税込) 2トン車1台分家裏、庭敷き
※左から馬頭40-0砕石(色は黒い)、関谷40-0砕石、関谷30-0砕石(写真では砂が入っていませんが、実際の石は砂が混じっています。この砂のおかげで地面が固まります)
 

 

再生砕石(RC)とは?

自然砕石以外に、固まったコンクリートやアスファルトを砕いた再生砕石があります。

再生砕石は、自然0~40砕石に比べると締まり具合が若干よくありませんが、特に問題はありません。

資源の無駄がなく、自然を壊すことなく手に入るので、非常にエコな材料と言えます。

庭に敷くにはあまり綺麗ではないし、不純物が多く危険なので、お勧め出来かねます。

再生砕石(RC)とは?

防草シート

防草シート防草シート防草シート

 
夏場は庭や家の裏側などには悩みのタネであるさまざまな雑草が生えてきます。

取っても取っても生えてくるので、庭を綺麗に保ちたければ、ほとんど毎週、いや毎日雑草を取らなければならなくなってしまうでしょう。

または除草剤を定期的に散布しなければならなくなってしまいます。

しかし、子供さんがいたり、動物などがいれば、そう簡単に撒くということもできません。

ご夫婦が共働きであれば、それこそ作業のなすりつけ合いをしたくなってしまうかもしれませよね。

そこで、最近頻繁に使われるようになってきたのがこの防草シートです。

これがあれば雑草を完璧に防げるというわけではありませんが、雑草が生えてくる場所はかなり軽減できます。

それに案外お安く手に入るので(グレードはありますが)、砕石を敷きこむ下地に防草シートを使用されるケースが非常に増えてきました。

中央の写真は下地の土の上に防草シートを敷きつめた例です。

シート自体はそれほど頑丈なものではありませんので、あまり歩かない住宅の裏側に砕石を敷きつめるときよりも、庭の場合は防草シートを敷く前に、予め砂利は丁寧に取りましょう。

また、砕石の種類としては6号砕石のような粒ぞろい砂利やビリ砂利のような、固まらない砂利の方が、雑草は生えにくいです。

仮に雑草が防草シートの上に生えやすくなったとしても、シートの下まで根はいきにくくなるので、雑草は簡単に取れるようになると思います。

スギナのような地下茎で繁殖する雑草は防草シートの重なり目やブロック塀や家の基礎の境目などから出てきます。

雑草取りの作業を著しく軽減してくれるものと考えてください。市販品以外にも優れたシートもありますので、お問い合わせください。

防草シートの効果は他にもあり、防草シートの下の土と上の砕石を分断できるので、冬場の霜により砕石と土が混じり合い、せっかく敷いた砂利が土に埋もれて無くなってしまうというようなことも無くなります(特に北側の日影になる部分)。

砕石を敷いても数年たつと土やコケが目立ってきて、砕石を足すお宅もかなりあります。

ということは、防草シートはそういった意味でも経済的効果も期待できますので、やれるときに一緒にやってしまった方が良いと思います。

特に、外構工事をされるなら、塀や垣根で外周を塞ぐ前に施工した方が、手間も掛かりません。